関東最大級の共同アトリエ「スタジオ航大」から、今井恵、小津航、菅隆紀、菅雄嗣、増田将大、森靖、6名の作家がやってきます。 東京で彼らの作品が一同に並ぶのは貴重な機会となります。 一人一人が日々己と向き合い生み出された作品はもちろんのこと、多様な作品が並ぶ本展では「スタジオ航大」という共通言語が醸し出すグルーヴにも是非ご注目ください。
Date/Access
11月03日 11:00 – 11月25日 19:00 HIRO OKAMOTO, 日本、〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目32-2 K's Apartment 103
Introduction 茨城県取手市にある共同アトリエ「スタジオ航大」。 30人ほどの作家が所属しており、その規模は関東最大級。 多田圭佑、横山奈美など多くの作家を輩出しており、工場跡地を改装した広大なアトリエでは、絵画作家はもちろん、彫刻、陶器、プリントなど様々な技法や作風を持った作家達が制作に勤しんでいます。 近すぎもせず、遠すぎもせず、それぞれが程よく刺激し合っているようなスタジオ航大らしい空間がそこには広がっています。 本展会期中の「11/5（土）、6（日）」には、3年ぶりとなるオープンスタジオが取手で開催されます。ここを入り口に、是非そちらにも足を運んでいただき彼らの活動を体感していただければと思います。 そんなスタジオ航大の雰囲気を纏った空間を、是非HIRO OKAMOTOでもお楽しみください。 今年で設立から10年目を迎えるスタジオ航大。
一度でも共同体運営に携わったことがある者になら、この10年という歳月の凄さが伝わるだろう。
様々な地方から寄り集まった雑多な集団が、なぜ現在進行形で継続出来ているのか。
それは、"作品制作の現場"として徹底されていたことが要因だったように思う。
思想を共にするわけでもなく、各々が独立した個人であり、過度に干渉し合わない環境は芸術表現の醸造に最適だった。
技術共有をしながら、ただひたすらに制作をし続けた日々は今も私の制作の根幹を担っている。
この稀有な環境が末永く続くことを願っている。
-多田圭佑 -
茨城県の田園に囲まれた3棟の建物からなるスタジオ航大は、絵画、彫刻、インスタレーションなど様々なメディアを扱うアーティストたちが制作をしています。私は2015年から2021年まで6年間在籍していました。お昼から翌日の早朝まで制作をしたり、深夜にスタジオへ行ったりすることもありましたが、大抵どこかの棟の電気がついており、誰かが制作をしていました。皆それぞれに制作のペースがあり、創作における思考は異なりますが、互いを尊重し合う集合体だったように感じます。
今後もスタジオ航大が創作に向き合うための場所として長く続いていくことを陰ながら祈っています。
- 横山奈美 -
ー 展示詳細 ー
ANTENNA KODAI
今井恵/小津航/菅隆紀/菅雄嗣/増田将大/森靖
会期：2022.11.3（木・祝） - 11.25（金）
開廊時間：11:00 - 19:00
休廊日：月曜日（11/7,14,21）
場所：東京都渋谷区神宮前3-32-2 K’s Apartment 103
※御来廊いただく際は、正面玄関インターホンにて「103」をお呼び出しください。